Q11.株式の「上場」「公開」とは何のこと?
A.株式会社が証券取引所の定める審査基準を満たし、株式の売買を、証券取引所を通しておこなえるようになることを「上場」といいます。上場することによってスムーズな取引ができるようになり投資を受ける機会が増えます。また、会社の信用が上がり、借り入れに有利になるなど多くのメリットがあります。「公開」はその会社の株式を自由に取引できるようにすることをいいます。ただし証券会社では「公開」のことを「上場」の意味として表記している場合もあるので注意が必要です。Q12.子会社とはどういう状態のこと?
A.子会社とは、その会社の株式の過半数以上を他の会社に保有されている状態のことを示します。保有している側の会社を「親会社」と呼び、親会社が子会社の株式をすべて保有している関係の場合は「完全親子会社」といいます。株式の過半数以上を保有していればその会社の議決権を掌握していることになるため、子会社には実質的経営権はなく、親会社の経営方針に従うことになります。子会社をつくるには、新会社を設立したり会社内の一部門を独立させる方法と、既存の会社の株式を過半数以上を取得する方法の2通りがあり、親会社側の企業が異業種への進出を目的としている場合が多くなっています。Q13.株式にはどんな種類があるの?
A.株式と一言でいっても、様々な種類が存在することはあまり知られていません。買収から企業を守ったり、より投資家から潤滑に資金を集められたりするようにといった配慮から、様々な制限や、優遇の負荷された株式を発行することができるのです。譲渡制限種類株式は、株主が他人に株式を譲渡する際、企業からの承諾が必要です。優先配当株式は、配当などを他の株主より優先して受けることを請求できる株式です。他にも、議決権の制限が設けられているもの、株主総会の決議の内容を拒否できる拒否権がついた株式(属に黄金株と呼ばれてています)など、全部で9種類あります。